シニアストアマネジャー職S.Y

若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる。裁量権の大きさに惹かれ、ENEOSジェイクエストの新卒採用一期生として入社しました。
企業説明会で「店舗づくりが現場に任され、スタッフ一人ひとりの主体性が尊重されている」と聞き、その社風に惹かれたのですが、入社したらまさにその通りだった。
ストアマネージャー（店長）を中心に、各店舗で予算を決め、ガソリン燃料の価格設定からショップに置く商品の選定・発注、陳列まで現場に一任されています。本社から達成数字が降りてきたり、販売強化商品が決まったりすることがない。自分たちで立てた目標に対して、結果だけではなくプロセスを評価されるんです。
入社1年目は仕事を覚えながら、ストアマネージャーとの月1回の面談で、お客様への接し方を細かくアドバイスされました。ENEOSジェイクエストは、ガソリンスタンド業態では珍しく対面レジでの後払いにこだわり、接客を大事にしている会社です。お客様が心地よく過ごせるように、また来たいと思っていただけるように、いかに振る舞うべきかを徹底的に教えてもらった新人時代でした。

入社2年目には店長代行（アシスタントマネージャー）として店長業務を学び、3年目からストアマネージャーに。現在は益子店と真岡店でシニアストアマネジャーとしてスタッフと店舗づくりを進めています。
店長になり日々痛感しているのは、コミュニケーションの大切さです。2015年12月に佐波東店（コンビニエンスストア併設24時間店舗）に店長として配属になったときは、スタッフとの情報連携不足で、信頼関係が崩れかけたこともありました。
佐波東店は、長く店舗で働いているベテランスタッフが多く、配属当初、僕は「店長でありながら新米」という立場でした。はやくみんなから頼られるようになりたいと必死になるあまり、佐波東店ならではの業務を知ろうとしないまま店長業務に没頭していたんです。コンビニエンスストア併設店舗の場合、特定の時間帯に廃棄をチェックする、という仕事が発生します。でも、そのこと自体に気づかずに数週間が経過…。あるスタッフから指摘されてはじめて「自分だけ廃棄チェックをせずに、周りの負担を増やしていた」と気づかされました。
新米なのだから「先輩に教えていただき、仕事を覚えよう」という姿勢があれば、すぐに解決できたことでした。このことが、一緒に働く仲間を尊重し、自分から話しかけて関係を築いていこうと、行動を変えるきっかけになりました。
それからは、こまめな情報共有を心がけ「来週から、コンビニでの全国一律の販売キャンペーンが始まる」「お客様へのご案内ではこんな点を注意してほしい」など、仕事内容の変更は事前に伝えて目線合わせを行いました。

ENEOSジェイクエストが大事にしている考え方に、「自分が源泉」というものがあります。自ら学び、何事も自分から動くこと。他人のせいにせず、自分の言動を振り返ること。そんな価値観を大切に、みんなが働いています。スタッフとのコミュニケーションがぎくしゃくしたときに、「自分から働きかけなかったからだ」と思えたのは、入社以来一貫して「自分が源泉」という考え方を、上司や先輩方から教えられてきたからかもしれません。
現場への裁量権が大きく、スタッフ一人ひとりに責任を与える一方、困った時には助け合うカルチャーも浸透しています。同じエリア内のストアマネージャーは月1回顔を合わせ、ナレッジや今後のスケジュールを共有しています。「今月はどうしても人手が足りなくなる」と予めわかっていれば、ほかの店舗から応援スタッフを呼んで業務分担をお願いすることも少なくありません。ヨコのつながりが強く、「何かあれば助け合おう」と思える仲間がいるのは、とても心強いです。

年次を重ねるごとに、新卒一期生であることを意識するようになっています。ENEOSジェイクエストが「新卒採用を始めて、会社を大きくしていこう」と動き出したタイミングに、縁があって入社した。会社をもっとよくしていきたい、という使命感に似た思いを、気持ちだけではなく実績で示し、エリアマネージャーなど、一歩一歩ステップアップしていきたいです。